ブレーキワイヤーを通すのが大変で有名なBMC TM01の前後ブレーキワイヤー交換が来ました!
TTフレームにキャリパーブレーキや、ダイレクトマウントブレーキなら問題ないのですが、
BMC専用設計のブレーキが曲者です!!
ダイレクトマウントよりエアロ効果は抜群ですが、メンテナンス性はガン無視!!
ただでさえ通しにくいTTフレームにワイヤーを通した後、
ほぼ直角に曲がる金属製のガイドに、中のビニールガイドに傷を付けないようにワイヤーを通し、
金属ガイドがフレーム内に隠れるようにワイヤーを微調整し、
金属ガイドをフレームに固定する金具もなかなかはまらない。
やっと通し終わった後、余ってるワイヤーをワイヤーカッターで切るのですが、
ワイヤー固定ネジのすぐ横で切らないとカバーがはまらない。
ワイヤーカッターでそんなに精密なカットはできないので、
細い針金が束になってるブレーキワイヤーをほぐし、細い針金を1本ずつニッパーでカット。
1時間くらいかな、ようやくフロントのワイヤー交換が終わり、
カバーとホイールをはめて動作確認すると、片方だけホイールから離れない。。
うーん。。もっと緩めにセッティングしないとダメかな。。
というわけで、ワイヤー交換やり直しーー!
上記と同じ作業をやり直しましたーー
短く切ったワイヤーはもう使えないので外し、また1時間くらいかけて、今度は緩めにワイヤー張りました!
今度は切る前に動作確認。緩めにしないとホイールから離れないし、緩過ぎるとブレーキ効かないし、
ギリギリのセッティングをしたところでワイヤーカット!
針金の束をほぐすのが大変で、時々爪の間に刺さります。。
と、フロントワイヤー交換が終わったので、今度はリアのワイヤー交換。
リアブレーキはフレームの下についてるので、逆さまにして作業です。
フロントよりかはリアの方が少しワイヤー張りやすかったです!
なんだかんだで4~5時間くらいかかってしまいました。。
たかが前後のブレーキワイヤーの交換にこんなにかかってしまうとは。。
フレーム専用設計のブレーキは要注意ですね!!
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